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2018/11/19

『スペイン語講師ロノと行く北スペインの旅』レポート

10月末から約1週間、再びスペイン語講師ロノと受講生がスペイン北部バスク・アストゥリアス、ガリシアの旅に行ってきました。旅行に参加されたスペイン語受講生の旅行レポートを3ヵ月に渡りご紹介します。

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【Juheeさんからのレポート】

私は去年人生で初めてヨーロッパに行きました! スペイン語を習い始めて7ヶ月の時でした。 何もかもが新鮮で興奮の10日間でした。 去年の悔いはいっぱい話せなかったこと!「その悔いを今年こそ挽回するぞ!」と思ってスペインに行く前にスペインドラマも観てスペイン語の勉強を頑張りました。

 2回目のスペイン! 風邪気味で体調が良くなかったものの、すごく楽しめました! 去年よりスペイン語がもっと聞こえてきたし、タクシーで運転手さんとも会話を試み、聞きとることが出来て嬉しかった瞬間もありました。皆さんと写真もいっぱい撮って、美味しいものもいっぱい食べて、ワインもいっぱい飲んで。今思えば、皆さん食いしん坊でしたよ。(笑笑)



 私は風邪でワインをいっぱい飲めなかったのが、今回旅行の唯一の悔いです。それでスペインからワインを5本も買って来ました。(笑)
 今年で2回目… スペインともっと親しくなっている気がします。一緒に旅行した皆さんともいい思い出ができて嬉しかったです。去年と同じ場所に行って、同じものも見て同じレストランの人にも会えて、全てが愛しく感じられました。去年もすごく幸せで楽しかったけど、今年はなんかスペインをもっと味わったと言えるでしょう!



 とにかく2年連続のスペイン旅行で、すごくいい思い出を作ることが出来てスペイン語をもっと話したくなり、良い経験になりました。
皆さんも機会があれば是非参加してみてください! ¡Salud!  


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【Tさんからのレポート】

福岡を出発して24時間経とうかとしているところ、ようやくスペインの山並みが朝焼けに照らされて見えてきた。
楽しい旅の予感…と思いきや、マドリード空港で水を買おうと自販機に5€入れたがうんともすんともまったく動かない、慌てて隣のお店の女性に何とか訴えたが関係ないとのこと、自販機の場所に戻ると、隣の自販機の前で何やら同じことを電話に向かって話している男性が…「私も」と横から訴えたが自分で電話しないとお金は戻らないと丁寧に詫びて去って行った。
しばらくすると係員が来て、ロノの助けもあってどうにか5€は戻ってきてほっとした。

そしてビルバオへ。
空港に着くと3人分の荷物が無い、これが“ロスバケ”か~。その日のうちにホテルに届くというので、タクシーでホテルへ向かった。タクシーの中では軽快なジャズが流れおしゃれな風景が見えスペインに来たんだなと心から実感した。
昼食を済ませ、前から行きたかったグッゲンハイム美術館へ。パピーはあいにく衣替え中だったが、近未来的なフォルムの外観やジャコメッティ、他コンテンポラリーアートを鑑賞できて大満足。
夜はホテル近くのロノおすすめのレストランへ。初めて食べたモルシージャ、見た目もグロテスクで「おっ!」と思ったけど、想像と違い甘みがあって美味しかった。



 




翌日は昼ごろバンが迎えに来るまで自由行動ということで付近を散策したが、男性二人組は地下鉄に乗って旧市街を見て回ったらしく、豪華な朝ご飯に夢中になっていつまでも食べていたおかげで出発が遅くなり行動範囲が限られたのはちょっと残念だった。
昼になりマドリードに住むかおりさんがバンで迎えに来てくれアストゥリアスへ。
途中古い街並みが残るサンティジャーナ・デル・マールや絵本から出てきたようなカプリチョ・デ・ガウディに立ち寄り雨の中を散策、そしてコミージャスで昼食を取った。この日はバンを降りると雨、乗ると雨は上がるという変な1日だった。暗くなってきた頃、クディジェロの宿へ到着。部屋はとても可愛らしいアンティークの家具がピカピカに磨いてある素敵な部屋で快適だった。









翌朝、絞りたてのオレンジジュースとカフェコンレチェ、素朴なパンと大きめにカットされたチーズ、生ハムなどでお腹を満たすと、この日は山手の方に移動予定だったが異例の寒さで山は雪ということで予定変更。宿の主人おすすめの海、カボ・ビディオとプラジャ・デル・シレンシオへ。荒々しい波と断崖絶壁が美しかった。その後、途中トイレ休憩で寄ったルアルカという小さな漁村の古い街並みの可愛らしさにみんな夢中になって、写真を撮りまくった。
タピア・デ・カサリエゴのレストランでボリューム満点の昼食を取り港町を散策。夜にはサンティアゴ・デ・コンポステーラの宿へ到着。大聖堂の隣の修道院を改装したホテルで、シンプルだが当時の雰囲気を感じることが出来る素晴らしいホテル。




翌朝プラサ・デ・オブラドイロへ。博物館へ入るという人と別れ一人で街中を散策。石畳の古い街並みを歩くのはとても楽しかった。2時に皆で一旦昼食を食べた後、ムセオ・デ・プエブロ・ガルシアへ。建物自体も素晴らしく教会も美しかった。ガリシアの色んなアンティーク道具が展示されていてすごく面白かった。
そのあと街中をいろんな店を見ながら歩いていると現地の学生が話しかけてきた。彼は日本語を勉強していて私たちに興味を持ったようだった。すぐに意気投合し、彼の薦めるバルへ2軒はしごし楽しい夜を過ごした。夜のサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂はライトアップされていて幻想的だった。







サンティアゴ3日目は大聖堂の中へ。その日のミサには大行列が…。畏れ多くもサンティアゴにアブラソした後ミサを見届けたが、ボタフメイロは見ることが出来なかった。残念。

サンティアゴ4日目はバスでエクスクルシオン。バスの中でバレンシアから来た8歳の男の子とフレンドリーな両親と知り合う。ポンテ・マセイラ、石造りの古い橋と粉挽き小屋がある自然豊かな所~カスカダ・デ・エサロ水力発電がある美しい滝~カボ・フィニステレ、「世界の果て」と思われていた場所、巡礼者が旅の終わりに服や靴を燃やすという岬~コスタ・デ・モルテ、死の海岸という意味のとおり荒々しい波が大迫力だった。
田舎の民家のようなレストランで昼食、この辺りの家のほとんどがオレオという古い石積みの高床式倉庫を建てていたのが印象的だった。




サンティアゴ最終日はお土産を買いにメルカドへ、まだ羽が残ったままの野鳥がぶら下がっていたり、半分になった豚の顔など珍しかった。先ずはロノ行きつけのチーズ屋さんへ。女主人(ジーナ?)は私たちのひとりが持っていた充電器が気に入ったらしく仕事そっちのけでAMAZONで購入することに必死だったことが面白かった。ほかにもこっちで食べた「タコのガリシア風」を再現するためにピメントンを缶が可愛かったということもあっていくつか買った。




本当に楽しい7泊10日でした。一緒に旅した食いしん坊で、アルコール大好きな仲間達。どんな時も旅を面白く楽しくしてくれたロノ、大好きなワインを我慢してひたすら運転してくれたかおりさんには本当に感謝々です。またこの旅を計画実行してくれたスタッフの方々にもお礼を申し上げます。この旅を通してスペイン人の人懐こさ親切さにますますスペインが好きになりスペイン中を旅してもっといろんな人と話してみたくなりました。Muchisimas gracias a todos!!!!! 





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【Andrésさんからのレポート】

 旅行には色々不安もありましたが思い切って参加して良かったです。
 私の旅の目的は、美味しいものを食べることと、レッスン開始からちょうど一年のスペイン語で現地の人と話してその成果を試すことにしました。

 一週間毎日、昼も夜も必ずワインかビールと一緒に食事をゆっくりと楽しめました。予約してる訳でもないのに、Rono 先生の入る食堂やバルは何処もハズレ無しで美味しいところばかりでした。バルのカウンターでの注文も体験しました。

サンチャゴのメルカド(市場)を改装したレストランでの食事は、3人で分担して料理とビールを買って持ち寄りでシェアしました。私はガリシアのタコとパンを16.5€で買いました。座る席がなかなか無くて、やっと見つけた席で食べました。¡Salud! ¡Que rico!


美味しいカーニャ1906(生ビール)で緊張も解けてきて、ここで課題の現地の人と話すことを実践してみたくなり、隣の席で高校生くらいの男の子と食事をしていた中年男性に話しかけてみました。
¿Te gusta sushi?  ここは人気スポットで、彼の奥様は、寿司が好きで今買いに行ってるとの事でした。この市場には、Iraxai(いらっしゃい)という名前の寿司屋がありました。いらっしゃいはウエルカムの意味ですなどと説明を試みましたが上手く伝わらず、あとはロノ先生が話してくれました。私達が食べ終わる頃、奥様が寿司を持って来られたので、ご挨拶して席を譲りました。Hasta luego.



アストゥリアスで泊まったホテルのご主人には、朝食前に日本から持参したお菓子をプレゼントして話しかけました。Ayer cuando hemos llegado aquí, •••  前夜到着した時に見かけた小さな女の子がいたので、娘さんですかと聞いてみたら、孫ですとの事でした。3世代で住んでいて一家でホテルを切り盛りしているとのことでした。近くの見所を地図を使って丁寧に説明してくれました。Muy interesante!



 ホテルの近くを散策していたら、アルベルゲ(巡礼者の宿)の矢印があったので見に行ったら、途中に綺麗に花で飾られた家がありました。アルベルゲから戻る途中にその家の2階の窓の中に女性の姿が見えました。目と目が合ったので、手を振って挨拶しました。すると女性が窓を開けてくれたので、¡Hola!「綺麗なお家ですね!」と声をかけたところ、「ありがとう。」と返され、「あなた達は巡礼者ですか?。サンチャゴへ行くのですか?。」と聞かれたので、「はい!」と答えると、¡Buen camino! と言ってくれました。Gracias!



 その他にも、地元の大学生やティエンダ、オテル、メルカド、バル、ムセオなどで多くの人々と言葉を交わしました。どなたもフレンドリーで優しく相手をしてくれました。日本国内の旅行でもこんなにたくさんの人と話したことはありません。多分毎日アルコール漬けで緊張が取れてちょうど良かったのでしょう。¡Qué borracho!





 トラブルもありました。ビルバオに到着して、いよいよ旅の始まりというところで、ロストバゲージを初めて体験しました。私は、マレタの色や形状についての質問に答えるので精一杯で、どうしていいかもわからず、ロノ先生の対応を見守るばかりでした。その夜、美味しい食事とワインで癒されて部屋に戻ると私のマレタは届いていましたが、最後の一つが届かず、その夜遅くまで、そして翌朝まで電話で対応されてたロノ先生には頭が下がりました。

 サンチャゴ・デ・コンポステーラのホテルでは、朝になってWI-FIが使えなくなったので、これも会話を試す機会と思いレセプションに電話をしてみました。¡Hola! Buenos días! No puedo •••, 英語も交えて状況を伝えると理解してくれたようで、私達の部屋まで確認にくるとの事でした。来たのは若い女性で、急ぎの用事ならオテルのPCを使わせる。急ぎでなければ、7時に責任者が近くの別のオテルから来るので待ってほしいとのことでした。Voy a esperar.
朝食の時間になって食堂へ行くと責任者がいて、指示どおりにしてみると接続出来ました。




 一年間の成果としては、簡単な旅行の会話が出来て楽しめました。買い物も出来ました。ティエンダの看板やレストランのメニューも少し分かりました。ムセオでの詳しい説明やトラブルになると理解出来ませんでした。
 今回の旅では、雪と雨でコンディションが悪く、巡礼路を歩くことは出来ませんでしたが、私にとっては大変満足出来る旅でした。
ロノ先生、現地スタッフのかおりさん、ツアーでご一緒させて頂いた皆様、参加を後押しして下さったイシドロ先生、Chikageさん他ティエンポスタッフの皆様に深く感謝致します。