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2017/11/24

美しい魔物・・・ アルゼンチンタンゴ

タンゴの歌を習いにアルゼンチンのブエノスアイレスへ単身留学して帰国し、
今、ティエンポのスタッフとして活躍してくれているKaoriさんへ
現地ブエノス・アイレスでの「タンゴの日」の体験談を聞いてみました。





「南米のパリ」と称された街、ブエノス・アイレス。
大統領府から国会議事堂へと延びる、アルゼンチンの最も重要な通りともいえる、アベニーダ・デ・マージョ(5月大通り)は、12月11日には800mに及ぶタンゴダンスのフロアへと姿を変えます。

グラン・ミロンガ・ナシオナル。日本にいる時に映像か写真を見てずっと憧れていた、その光景を一目見たくて、タンゴの歌を学ぶため、ブエノスアイレスで貧乏生活をしていた私は、なかなか終わらない仕事にやきもきしながら、夜中0時を回ったその場所へ分不相応にもタクシーで駆けつけました。


   
交差する7月9日大通りの角で車を降りると聞こえてくるタンゴ。大きなステージでは現地のミロンガで活躍している楽団、パブロ・バジェ・セクステートが生演奏で会場を盛り上げています。1940年代のタンゴ黄金期の楽団の演奏を忠実に再現していると噂の彼らの演奏。ステージ前には老若男女を問わず、タンゴを愛する人たちがワインを片手に盛り上がっていて、ステージの前には踊る人たち用のステージもあり、その先には、もちろん生演奏でタンゴの踊りに興じる人たちが、どこまでも大通りを埋め尽くしているのです。


   
南半球の12月はちょうど夏が盛りに向かう季節。夜になってやっと涼しさが訪れた夜を、いつまでも、いつまでもブエノス・アイレスの人たちはタンゴを楽しんで過ごすのです。スペインやイタリア、フランスの建築様式の優美な古い建物、通りに並ぶ初夏の緑、そんな街の夜空の下、初夏の風を受けながら、タンゴを踊る人、人、人。老いも若きも関係なく、国籍も超えて、そこにあるのはただタンゴを愛する人々の思い。「あぁ、この光景を見たくて私はこの街に来たんだな。」と確認した瞬間でした。


   
ブエノス・アイレス。タンゴはその街で、何度となく他の音楽やダンスにその地位を奪われながらも、街の人々から完全に忘れ去られることはありませんでした。あの街でタンゴを踊る人がいて、詩を愛し歌う人がいて、何度でも蘇るそのタンゴを私は敬愛の念をもって「美しい魔物」と呼んでいます。


福岡でも地球の反対側のブエノス・アイレスと時期を同じくして、この「タンゴの日」を祝うイベントを開催します。タンゴに触れたことがない方も、タンゴが大好きな方も、ワイン片手にタンゴの歴史や音楽、ダンスを楽しみに来て下さいね!
本場からのダンサーやミュージシャン、ティエンポの精鋭、プロジェクション・メンバーによる豪華パフォーマンスをお見逃しなく!(私も大好きなタンゴの歌をお届けします♪)



福岡でもタンゴの日を祝おう! イベント
2017年 12月10日 (日)   ・・・ 詳細はこちら

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