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2013/01/21

頬をさっとなでる風のように 心地よい音色を奏でる アンデスの楽器


「アンデス」について知らなくとも、誰もが耳にしたことのある「コンドルは飛んでいく (原題: El Cóndor Pasa)」のメロディー。木製の縦笛ケーナの奏でるどこか哀愁漂う牧歌的な旋律が印象的な、アンデスのフォルクローレを代表する曲です。
南米のアンデスで先住民に受け継がれてきた縦笛ケーナは、音を出す原理は尺八と同じで、「風の音色」と表現されるように、やわらかみのある音、伸びのある高音が魅力の楽器。南米のアンデスで先住民に受け継がれてきた民俗楽器は、ケーナの他にも筒を繋ぎ合わせた笛サンポーニャ (写真右上)、ウクレレに似た弦楽器チャランゴ、木の実で作られたチャフチャス (写真左下) など不思議な魅力を持つものばかり。


 
地球の裏側で、全く異なる文化、生活習慣を持つアンデスの人々の音楽。歌詞の意味もわからない。それなのに、我々日本の心に沁み込んでくる不思議なメロディー、どこか郷愁さえ感じさせてしまうのは何故でしょう。
ところで、生まれた赤ちゃんのおしりにある蒙古斑、ペルーやボリビアの赤ちゃんにもあるってご存知でしたか? そう、南米の先住民は我々と同じモンゴロイドをルーツを持つ民族なんです。アンデスの人々が奏でる音色は、私たちの奥深くに宿る太古の記憶を呼び覚まし懐かしさを感じさせてくれるのかもしれませんね。
 
さて、そんなアンデスのフォルクローレ音楽に浸れるコンサートを2月に開催することになりました。阿蘇を拠点に活躍するケーナ、サンポーニャ、オカリナ奏者の吉川万里さんと作曲家・シンセサイザー奏者の竹口美紀さんによるデュオ 「Viento (ビエント~風)」がアンデスの雄大な自然のメッセージを音楽という風にのせて私たちのもとへ運んできてくれます。皆さんどうぞお楽しみに。



■ Viento フォルクローレコンサート情報

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