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2012/01/29

ドミニカ共和国の熱いカーニバル



2月といえば、カーニバル! ブラジルのリオデジャネイロ、コロンビアのバランキージャ、ボリビア・オルロのカーニバルを始め、世界各地にカーニバルで有名な町が存在します。そこで、今回はドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴのカーニバルにクローズアップ!


カリブ海に浮かぶイスバニョーラ島の東側3分の2の面積を占めており、小さな国ハイチと国境を接しているドミニカ共和国。


コロンブスが初めてイスパニョーラ島に辿り着いた時、「これは天国にもまさる美しい土地だ!」と驚嘆したと言われるほど美しいビーチに囲まれた国です。小さい国ながらも、海、山、コロンブスの大陸発見当初の歴史的遺産を残した街並みもあり、観光資源が豊富。しかも、ドミニカ発祥のリズミカルな音楽メレンゲやバチャータがあちらこちらから流れてくるとなれば、欧米人にも人気のリゾート地であるのは納得できますよね。

Photo by http2007

そんなドミニカ共和国のカーニバルを特徴づけるのが、個性的な様々な人物像の仮面や衣装を身にまとった人々によるパレード。主役は「Diablo Cojuelo (ディアブロ・コフエロ)」と言われる悪魔です。
長いマントに鈴や鏡をたくさんつけて歩き、硬い風船のついた鞭を振り回しながら群れをなして行進する姿に圧倒されます。先住民タイノ族、スペイン、アフリカ黒人の3つの人種と文化が濃密に調和して形成された文化習慣、音楽を持つ国ならではの、植民地時代を再現 (先住民、黒人奴隷、コロンブスの航海) するグループもあり、簡単な歴史も踏まえて見てみるととても興味深いものです。


ところで、皆さんカーニバル (謝肉祭) って一体どのようなお祭りかご存知ですか? 
日本では年間を通してお祭りのパレードの意味で「カーニバル」と呼ぶことがありますが、カーニバルは単なるお祭りではなく、カトリック教に所以する宗教的行事のひとつなのです。キリストの復活を記念する復活祭(イースター)の前の40日間 (四旬節)、 古代や中世期の信者たちは肉食の節制と自粛をすることになっており、その期間に入る前にごちそうを食べて大いに騒いでいました。この習慣が四旬節の断食の前に行われる祭りとなったと言われています。
2月は館内でドミニカ共和国から持ってきたカーニバルの伝統衣装や写真、映像、タイノ族の芸術などを展示。また座談会も開催しますので、カーニバルの雰囲気を是非味わってみてください。

2月展示予定のカーニバルの面


今回ギャラリーで展示するカーニバルの衣装、仮面はドミニカ共和国の芸術・工芸センター ディレクターの
Henry Crisóstomo氏からティエンポへ寄贈いただきました。¡Muchas gracias!


■ 【展示会】 カリブ沿岸の先住民族「タイノ族の芸術」
2/ 17 (金) ~ 3/7 (水) at Gallery EL TALLER

■ 【座談会】 ドミニカ共和国のカーニバル
2/ 18 (土) 18:30 ~ at TIEMPO 語学教室



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