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2010/12/22

「嘘をついてもよい日」: El Día de los Inocentes (España)

12月28日はスペインの伝統的習慣
「嘘をついてもよい日」
<スペイン語原文は下>


師走の一番忙しい時期、年末の28日は「El Día de los Inocentes」(無邪気な子供たちの日) の日。 いわゆるスペイン版エイプリルフールとでも言いましょうか、嘘をついても許される日なんです。
しかしこの「El Día de los Inocentes」、もともとはキリスト生誕にまつわる忌まわしい出来事があり、その犠牲になった子供たちを供養するという今とは全く異なった宗教的意味を持つ日でした。キリスト生誕時代の暴虐な王、ヘロデ王。「ナザレに救世主が誕生した!」という噂を聞きつけ、恐るべしキリストの力を葬らなければ!と、ベツレヘム中の2歳以下の子供を虐殺するという恐ろしい出来事が由来となっています。ただ、聖書にはこう記述されているものの、実際にこのような事実があったという歴史的資料もなく、解釈は人それぞれ。事実かどうかはともかく、へロデ王の企みはナザレにいたマリア、聖ヤコブに伝わり、まんまとエジプトに逃げられ救世主キリストは救われた、と聖書には書かれています。当時ピラミッドができたばかりの土地へのバケーションも兼ねて・・・ というのは冗談。


さて今、この日をスペインの人々がどのように過ごしているか。一般的なのは、人の形に切った紙に「俺はバカだ」とか「俺を蹴ってくれ」なんていたずら書きし、そっと誰かの背中に貼る。通りすがりの人は、背中にこの紙を見つけると、「あ~ この人やられたなぁ…」なんてクスっと笑ったり。これはまだ他愛もない冗談。友人間で誰かをターゲットにして騙す、そして最後に「Inocente! (イノセンテ)」と言って笑いあったり。ただ、気を付けないといけないのが、この日のTVやラジオ、新聞でのニュース。日本では考えられませんが、報道番組などで、まじめにありえないようなニュースが流されます。(要注意!! 笑)
ありえないような事件、ニュースなんだけど、あまりにも真面目な顔でキャスターが伝えるものだから、一瞬騙されそうになってしまうんです。例えば、「今日、スペイン、日本両国の内務省官房長官が会見を行い、2015年からスペインと日本を統合し、一つの国として国政を行っていくと発表されました。スペイン王室、日本皇室双方が合意しており、統合後は経済的…」なんてニュース。
さすがにエイプリルフールでも日本のマスコミがこの種の冗談を公共の電波や紙面を使って流したりはしないでしょう? 信じられないけど、本当の話。スペイン政府観光局のウェブサイトにも「新聞やテレビでは、実際に嘘のニュースが報道されることがありますのでご注意ください。」と注意が促されています。だから、この日にスペインに滞在する予定のある皆さん、マスコミ報道を含め周囲の人から騙されないようにご注意を。そして、あまりにもダークなジョークはさすがの冗談好きのスペイン人も引いてしまいますので気を付けて。

¡Feliz Día de los Inocentes!           
 (スペイン語講師イシドロ・ディアス)


El Día de los Inocentes se celebra cada año en la fecha del 28 de diciembre.
En realidad es una tradición cristiana cuyo origen es muy diferente a la tradición que se sigue hoy en día. En la época en que nació Jesús, el rey Herodes I de Judea, mandó matar a todos los niños menores de dos años, ya que una profecía decía que, uno de esos niños acabaría siendo rey de todos los judíos. Como este rey tenía miedo y era un poco hipocondríaco decidió tomar esa drástica medida. Bueno, esto es un hecho que se recoge en la Biblia, pero en realidad no hay ninguna fuente histórica de la época que lo confirme, así que... que cada uno piense lo que quiera. Pero, de haber ocurrido, le salió el tiro por la culata a este rey Herodes, ya que su madre María, su padre José y el mismo Jesús pusieron pies en polvorosa y salieron huyendo, avisados por alguien, de lo que iba a ocurrir. Se fueron de vacaciones a Egipto, que por aquella época las pirámides estaban de moda, estaban muy nuevas y eran lo más.

Ahora la tradición, en España, consiste generalmente en ponerle un monigote de papel en la espalda a alguien, sin que se entere, para que todos se rían de él o ella. A veces, este monigote lleva escrito algo, como, Soy idiota, Dame una patada u otro tipo de anuncios de pequeña mala intención. También es muy normal, en los medios de comunicación, periódicos, informativos de la tele o radio, contar noticias inverosímiles, totalmente increíbles, pero contadas tan real y seriamente que pasan por verdad. Por ejemplo: A partir de 2015 Japón y España formarán un sólo país, según así lo han acordado los Primeros Ministros de ambos países y con el apoyo manifiesto de los dos monarcas. Esto se debe a la gran amistad que los dos alejados pueblos mantienen desde hace años, lo que ha acabado en una relación extraordinaria de cooperación económica y política tal que, sólo la unión entre los dos puede seguir fortaleciéndola. Es la primera vez que dos países tan distantes toman una decisión de este tipo de forma pacífica y con total apoyo de sus ciudadanos y de la comunidad internacional.
¿Increíble, verdad? Bueno, obviamente la noticia es tan rara, que aunque se diga tan seriamente, uno acaba por descubrir que no es una noticia real.
Bueno, está muy bien gastar bromas, pero... no os paséis. Las bromas pesadas no hacen gracia.
¡Feliz Día de los Inocentes!



2010/12/11

El Rincon de los alumnos Vol.4 - タンゴ受講生Tetsuo Fuji さん

500名を超えるティエンポの受講生… 習い事を始めるきっかけ、目標・夢は十人十色。
「リンコン・デ・ロス・アルムノス」は、受講生にレッスンへの思いを語ってもらうコーナー。
今回はサルサにスペイン語、フラメンコにタンゴ・・・ 好奇心旺盛な受講生Tetsuoさんが登場!

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タンゴ受講生Tetsuo Fuji さん


今、手元にティエンポ通信「¿Qué Pasa? ケ・パサ」 創刊号(2001. 5/16)があります。
B5版の見開き4Pの単色刷。第4回総会案内と簡単な行事案内や懐かしいFarid先生の事等が載っています。現在のカラー版とは格段の差です。
在籍して、はや10年余りになりますが、正に¿Qué Pasa?と同様にティエンポの充実振りは目を見張るものです。
ティエンポとの出会いは、イスラ・デ・サルサを観た事でした。先生や生徒さん達のダンスを見て、今まで経験した事のないステップやリズム、楽しそうな雰囲気。自分もあんなに踊れたらいいなと思っていたのに、次回のイスラではステージに立っていました。それからは、度々ステージを経験しました。最初の頃は、男性が少なくて一度に3つのチームを掛け持ちで踊ったりしました。
生徒同志も全員が顔馴染みで、ダンス講師も一人だけ。今は毎週末にある多彩なパーティーも、月に一度位で、それも別の場所で会場を借りて行われていました。開催が少ない分、全員参加みたいな感じでした。
ラテンダンスに続いて、スペイン語を習ったり、アルゼンチンタンゴを始めたりと堰を切ったように続き、ティエンポの多大な影響によりついに初めての海外旅行がアルゼンチン、次にキューバ行きを敢行。訪問先でも、普通の旅とは違った視点で、ダンスレッスンを受けたり、以前来日した先生方と再会しました。
“異芯伝心”を体験できた旅でした。
今回の大名移転で更に設備も充実し、催しも益々多彩となりましたが、ティエンポ独自の道を異文化体験交流というテーマを大切に踏み出してほしいと思います。
個人的なこれからの目標としては断続中のアルゼンチンタンゴを自分で楽器演奏して踊る事です!?

2010/12/10

活動レポート: 「この賞は福岡の皆さんにも・・・」

以前もお伝えしたように、ラテングラミー賞2010年度の授賞式が11月11日(木)の夜、ラスベガスで行われ、2009年に「イスラ・デ・サルサ」出演のため初来日、初アジア公演を果たしたフアン・ルイス・ゲラ (以下JLG) が「Bachata en Fukuoka」(バチャータ・エン・フクオカ)で見事、最優秀トロピカルソング賞を受賞しました。

この曲は、JLGが福岡での日本人ラテン音楽ファンとの交流、夢実現への感謝を込め帰国後に作曲。今年リリースされたニューアルバム「A Son De Guerra」のプロモーションシングルカットとして、3月に音楽配信サイトで先行配信されました。前回リリースしたアルバムでグラミー賞受賞、ラテン・グラミー賞主要6部門独占受賞(2008年度)を成し遂げているJLGの新作には大きな期待が寄せられていただけに、「Bachata en Fukuoka」の発表は世界中のラテン音楽関係者、ファンの間でも大きな反響を呼んでいました。この曲のミュージックプロモーションビデオは最優秀ミュージックショートビデオ部門にもノミネート。残念ながら受賞は逃したものの、この曲が収録されているアルバム「A Son De Guerra」で、この夜最も注目を集める最優秀アルバム賞も獲得。毎年、各部門で名前を連ね、今年も4部門でノミネートされていたJLGは3部門で受賞し、2010年の最多受賞者にも輝きしました。授賞式で、トロフィーを手に「この曲は初めて日本で演奏した時に作った曲。だから、この賞は福岡の皆さんに・・・」とステージ上から受賞への思いを語っていました。(授賞式の模様はこちら) このラテングラミー賞は、今年で10回目を迎えるラテン音楽界最高権威の賞レース。授賞式の模様は米国最大のスペイン語放送局ユニビジョンで生中継されました。

このニュースは福岡の新聞各社でも取り上げられました。
そして今週土曜日12/11 の週末パーティー「サルソン」に、フアン・ルイス・ゲラの「Bachata en Fukuoka」ラテングラミー賞受賞に絡め、KBCニュースピアの取材が入ります。(12/15 18:30~放送予定) 






このような形で、「イスラ・デ・サルサ」の開催地であり、ティエンポの活動拠点でもある福岡という地名が世界的に話題になるに到ったこと、そしてこの賞は13年間一歩一歩活動を続けてきたティエンポにとって、今後の活動の大きな励みになりました。
JLGの心を動かし、福岡をテーマにした曲を作る気持ちにさせたのは、2009年の夏「イスラ・デ・サルサ」開催に協力・支援してくれた皆さん、そして彼とともにステージを楽しんだ皆さんへの賞といっても過言ではないと思います。これからも皆さんと一緒に多くの感動を創り上げていきたいと思っています。

2010/12/09

多国籍なメンバーが創りだすティンバのサウンド

クリスマスにちなんで、今回はティエンポのスタッフ、ラテンダンスインストラクター、サルソンのDJを務めるMarcelo (マルセロ)からおすすめのラブソングをご紹介。


多国籍なメンバーが創りだすティンバのサウンド、
“Ya lo se” - CALLE REAL

¡Hola a todos! 
皆さんこんにちは! あっという間に12月ですね。もしアルゼンチンにいたなら、母にチキンのオーブン焼きを作ってもらい、シードル酒を冷蔵庫に入れて25日午前0時サンタが“あの”プレゼントを抱えてやってくるのを今か今かとソワソワしながら待っているだろうなぁ。ずっと心待ちにしている“ある特別なプレゼント”を心待ちにしながら…(笑)
日本のクリスマスは、子供や恋人たちの日って感じですよね。だから、今回はお気に入りのCDの中でも、クリスマスを迎える恋人達にぴったりのラブソングを紹介します!


紹介したいのは、とってもユニークでティエンポと同じく「異文化の集まり」というサルサオーケストラ。その名も「Calle Real (カジェ・レアル)」。何とスウェーデンのバンドです。メンバーはスウェーデン、チリ、ポーランド、キューバなど、まさにインターナショナルな面々。1999年にトリオで結成されたこのバンドはキューバ伝統のリズム“ソン”を主に演奏していました。そこに才能ある若いミュージシャン達がどんどん加わって新たな音楽性を確立。演奏していた曲ソンがティンバに変わり、北欧ティンバオルケスタの誕生!現在のメンバーは12名。世界最大のミュージック・チャンネル「MTV」で紹介され始めたり、2003年にはキューバの音楽フェスティバルに招待されたりと、彼らの国際的なキャリアが遂にスタート。3年後の2006年にファーストアルバム「Con Fuerza」をリリースして、これが大ブレイク。ロックやポップ音楽、R&Bなどの要素を取り入れた彼の音楽性は独創的なサウンドで、どれも聴き応えのある曲ばかり。同年のラテングラミー賞の「ベスト・サルサアルバム」にもノミネートされました。今や北欧ティンバオルケスタとして世界に名を馳せるグループ。彼らの曲は愛について語っているものが多いです。よく週末パーティーの「サルソン」で流す「Ya lo se」も、その1曲。アルバム「Con Fuerza」に収録されている曲です。是非、一度聴いてみてくださいね。それでは皆さん、
¡Feliz Navidad y Próspero Año Nuevo!


■ Calle Real オフィシャルウェブ http://www.callereal.se/



Marcelo Stella ~ マルセロ・ステラ 
サルサ世界コングレスのオープニングでダンスパフォーマンスを行う他、数々のショーへの出演経験を持つ。また、2000年より度々ラテンフェスティバル“ イスラ・デ・サルサ” のステージに立ち、多くのサルサファンの注目を浴びている。初来日以来、講師活動を通して福岡でのサルサ普及に大きく貢献し、ダンサーとしてまた講師としても日本での実績豊富なダンサーである。最近は、ショー演出や振付師としての活躍も目覚しい。
エジプト舞踊、ベリーダンス、シヴァダンスだけではなく、コンテンポラリーダンス、 コンタクト・インプロビゼーション、タンゴ、ヨガなど、幅広い舞踊ジャンルをこなし、現在拠点のベルリン、イタリア、ブエノス・アイレスなどワールド・ワイドに活躍中のダンサー。

2010/12/06

El Rincon de los alumnos Vol.3 - スペイン語受講生Teruaki Aizawa さん

500名を超えるティエンポの受講生… 習い事を始めるきっかけ、目標・夢は十人十色。
第3回目は、ティエンポでの受講歴10年以上というベテラン受講生、Teruakiさんにレッスンへの思いを語っていただきました。

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El Rincon de los alumnos Vol.3 - スペイン語受講生Teruaki Aizawa さん


中学生の時、ギターの巨匠イエペスの弾くアルベニスの≪グラナダ≫と≪アストゥリアス≫に感動して以来、いつか西語を勉強しようと思っていたのに、大学では仏語と独語を履修したせいで、実際に西語を習い始めたのは、薬院の旧ティエンポまで土曜日に佐賀から往復3時間かけて通い始めたが最初である。習った先生は、(敬称略)ウルスラ、ヘロニモ、イネス、イシ、ロノ他4~5名。8年前に文科省の在外研究で、アバディーン(スコットランド)、サラマンカとバルセロナ、ミラノで学ぶことができ、それ以後も、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の夏期講習に参加し、カミノ・デ・サンティアゴのごく一部を歩くこともできた。
考えてみると、風景の佇まいは言わずもがな、バレンシアのパエージャ、ガリシア地方のプルポ、兎やセピアといったものを食べることができたことも、西語を続ける気持ちの触媒作用になってきたのだと思う。

この夏休みに2週間ほど、ブダペスト~ウィーン~プラハ音楽・美術紀行と称して、バルトークやドヴォルザーク等の記念館や各地の美術館を訪れたが、プラハの大学でイネスが働いているというので連絡をとったところ、3度もチェコの郷土料理の店に連れて行ってくれた。ビールの美味しかったこと。(イネスに感謝!)ちなみに、チェコでは西語が<はやり>だそうだ。西語を続けている理由は、スペインのどの地方の音楽も風景も祭も料理も人を引きつける独特の何かがあるからなのだと思うが、ティエンポに通い続けることがなかったら、スペイン熱もここまで持続しなかっただろう。最近は、チャルラを通して、スペイン文化を知るのを一番の楽しみにしている。




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次回は、同じく受講歴10年以上の受講生Tetsuo Fujiさんに登場してもらいます。



2010/12/03

スペイン、カタルーニャの ちょっと可笑しなクリスマス風物詩: カガネ人形

2010年もあっという間にもう残すところ1ヵ月。
皆さんにとってはどんな1年だったでしょうか。
まだまだ催し物が盛りだくさんの12月。やはりメインはXmasでしょうか。
そこで今日は、スペインのカタルーニャ州のちょっと面白い風物詩についてご紹介。

カガネ人形 "caganer"
<スペイン語原文は下>

カトリック教の国々でのクリスマス。これまでも何度か紹介してきたように、クリスマスのメインデコレーションはクリスマスツリーよりもベレン (belén)。各家庭、イエス・キリスト誕生のシーンを再現したジオラマ (写真下)を12/8から飾りつけます。ぺセブレ (pesebre)、ポルタル (portal)とも呼ばれ、その大きさは様々。より忠実に再現されたものもあれば、抽象的なものもあり、ジオラマに飾り付ける人形の種類にも違いがあります。主役の母マリア、夫ヨセフ、藁のベッドに寝かされている誕生したばかりのキリストはもちろん欠かせません。そして2匹の家畜、雄牛、雌のラバの姿。何故、2匹の家畜が欠かせないのか、それは大きな体から排出される家畜の息や体温でその場が暖まり、幼いキリストを寒さから守ってくれているのだそうです。


大きな本格的なベレンには、これらの主要登場人物の他に、更に現実味を出すため様々な人形が加わっていきます。羊や羊飼い、畑仕事をしている者達、水売りの人、ラクダや織物をする女性、そしてキリストの誕生を確認しにやって来る従者を連れた東方の三賢者の姿… 誕生したシーンを囲みその周辺での人々の暮らしぶりまでが再現されている箱村のようです。クリスマスが近くなると、公園や公共施設に毎年巨大なベレンも設置され、子供たちの目を楽しませてくれます。お店にはベレン用の小さな人形達が並び、毎年ひとつずつ買い足していったり、古いものを新しいものに買い替えたり。クリスマスツリーと並び、カトリック教国でのクリスマスシーズンの風物詩です。

スペイン観光でも人気の高いバルセロナのあるカタルーニャ州。ここにはベレンには欠かせない、もう一人の登場人物がいます。この登場人物、同じスペインでも他の州のベレンでは見かけることはありません。他の人形達とは離れた所にひっそりと置かれるその登場人物。一般的には小さな子供の姿をした人形です。何故離れたところに置かれるかって?それは、この人形が大きい方の用を足している姿をしているから。もちろんその落し物まで人形の一部となっています。

その名もカガネ (Caganer)。スペイン語学習者なら、何故カガネという名前か想像できますよね。キリスト誕生というとても神聖なシーンに、このような人物像が欠かせないなんて、ちょっと驚きですよね。でも、これは冗談でもふざけているわけでもありません。18世紀から続く列記とした伝統的な意味があるんです。その起源には諸説があるようですが、カガネ人形が落とす排せつ物で土が肥え、また来年が豊作になりますようにと豊穣の祈りを込めているというのが一番主流な説です。また、カガネ人形の姿は生命あるものなら誰もが行なう自然の摂理、人種、貧富の差に関係なく、排泄するものは同じ。つまり平等と平和を象徴しているという説もあります。カガネ人形を見つけ出すと、よい1年が迎えられる、ラッキーシンボルのように考えている人もいて、毎年大きなベレンを見に来た子供たちはカガネ人形探しを楽しんでいます。


このカガネ人形を飾るという伝統は今もしっかり守られているのですが、もう以前のような宗教的意味合いは薄れてきているのが実情。というのも、クリスマスシーズンになると世界中の著名人、その1年に話題となった歌手、スポーツ選手、政治家などそうそうたる面々のカガネ人形が店頭を飾りはじめるからです。皇室の方々や大統領、オバマ大統領など他国の人まで、時の人はみんなカガネ人形になっちゃうんです。スペインでも人気の高い「クレヨンしんちゃん」も「ドラえもん」も「キティちゃん」などのキャラクター達も見かけることができます。今年2月までエスパニョールで活躍していた中村俊輔も昨年は初の日本人としてベレン人形に登場しました。
もはや、ベレンに飾るための人形というよりは、「今年はどんな人たちがカガネ人形として登場するのか」に人々の関心は集まっているようです。このユニークなクリスマスの風物詩、スペインだけでなく、国外でもカガネコレクターがいるそうですよ。そして、最近はカガネ人形のチョコレートやお菓子まで登場。でも、それが例えロナウジーニョや自分の大ファンの人の人形でも、カガネ人形のお菓子は、ちょっと食べる気にはなれませんよね。(笑)
12月にバルセロナに行く予定のある方は、是非、街中を彩るカガネ人形に注目してみてくださいね。
どんな人形があるか興味のある方はこちらで。 http://www.caganer.com/



La extraña y tradicional figura del "caganer" catalán

Como sabéis (que ya lo hemos comentado otras veces) en algunos países católicos existe la tradición navideña de montar, a partir del 8 de diciembre, el llamado "belén", "pesebre", "portal", que es una representación escénica hecha con figuritas del momento en que nació Jesús. Los hay de diferentes tipos, más grandes, más pequeños, más reales, más surrealistas y, algunos de ellos casi no tienen figuras, sólo las esenciales, como la Virgen María, San José, el niño Jesús en su cuna de paja y, curiosamente dos animales, un buey y una mula que, con su aliento y sus grandes cuerpos daban calor al cuerpecito del recién nacido. Los que son más grandes llevan todo tipo de figuras que hacen más real la escena: pastores con sus ovejas, agricultores, aguadores, camellos, tejedoras... y las figuras de los tres Reyes Magos de Oriente, que van a adorar a Jesús, con sus camellos y sus pajes.
Pero en los belenes catalanes hay una pequeña figurita, normalmente de un niño, que está apartado del resto de la gente, ya que, está haciendo sus necesidades mayores, de ahí que se llame el "caganer", que quiere decir "el cagador". Aunque es un poco sorprendente esta figura en la representación del nacimiento de Cristo, la verdad es que su presencia le da naturalidad a todo el cuadro y le pone una nota graciosa.
Parece que su origen data del siglo XVIII y el por qué de la aparición de esta figura pues... aunque no se sabe exactamente, parece que todo indica a que el "caganer", con su acto natural ayuda a fertilizar los campos para que produzcan una buena cosecha.
Lo más gracioso de la tradición actual, que ya no es totalmente religiosa, es que ahora se crean "caganers" con las figuras de personajes de la actualidad, ya sean famosos deportistas, toreros, cantantes, políticos, que estén de moda en ese momento. Así que ya fuera del belén se venden "caganers" de estos personajes como figuritas, pero también hechos de dulce.
No sé, ¿estarán ricos los "caganers" de estos personajes? ¿Te comerías un caganer de Ronaldinho, o de los cantantes de Exile?

2010/12/01

El Rincon de los alumnos Vol.2 - ラテンダンス受講生Takashi Takaiwa さん

500名を超えるティエンポの受講生… 習い事を始めるきっかけ、目標・夢は十人十色。
第2回目は、ティエンポでの受講歴10年以上というベテラン受講生、Takashiさんにレッスンへの思いを語っていただきました。

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ラテンダンス受講生Takashi Takaiwa さん


ミレニアムに当たる2000年に何か新しいことを始めようと思っていた時、前の年に見たティエンポのゼップでのラテンダンスショウを思い出しました。強烈なリズムと早いステップとターン… よしこれだ!と早速当時薬院にあったティエンポに見学に行きダンスクラスに申し込みました。
「やっと男性が入会してくれた」という入会受付けをしてくれたスタッフのゆかりさんの言葉を今でも覚えています。今から思えばティエンポの揺籃期でレストランの二階にあったスタジオには一階レストランからのガーリックの匂いのするなかでステップを踏んでいました。丁度ウンベルト先生からモニカ先生に代わる時で両方の先生から習うことになったのは幸運でした。

感動と緊張の初舞台は当時中洲にあった「ホーランド」というステージのあるレストラン。出演当日になって振り付をしてくれたモニカ先生が、前日の便で帰国されたと聞いたときは急に母親がいなくなって心細くなった子供の心境でした。当時ショーの出演は先生による指名制でしたが男性が少ないせいもあって毎回出演するはめになりました。でも不思議だと思うのは、一度ショーにでるとわくわく感と終わったあとの達成感がクセになるのか、ステージが待ち遠しくなりました。

生徒さんもだんだん増えてきて、その次からはゼップで有料のお客さんたちを前に踊ることになりました。メイクも衣装も本格的になってきて、指導してくれる先生も熱が入ります。ゼップは冬のステージでしたが、夏はご存知イスラ・デ・サルサin能古島です。4年連続でイスラにでましたが、印象に残っているのはティエンポのプロジェクトとしてとりあげたマイケルジャクソンのスリラーです。片腕がポロンととれる怪人になりました。
それと自分の最後のステージになったアラビアンです。早いパーカッションだけのリズムのサルサで始まり、幻想的なアラビアン音楽に変わるとベールの女性たちの素晴らしいベリーダンス… 印象的でした。

その間も躍進を続けるティエンポは、場所を天神に移しアクセスが便利になっただけでなく、スタジオにレストランも併設されて、しかもNPOも取得し成長期を迎えました。10年も在籍しますと先生も入れ替わり立ち代りしますが、それぞれに個性があって面白いと思います。しかし、レッスン曜日、時間が限られているのであまり利便性があるとは思えません。生徒数をもっと増やすポイントはこの辺にあると思います。

大名の新しいスタジオに移ったティエンポはこれから成熟期を迎えます。今までティエンポを通じて沢山の良いお友達に恵まれました。これからは毎週のサルソンを楽しんで、新しくサルソンデビューする人を増やしていきたいと思っています。


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次回は、同じく受講歴10年以上のスペイン語受講生
Teruaki Aizawa さんに登場してもらいます。