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2010/01/10

ティエンポの 河原 牧男理事ファミリー

いつも物静かでにこやかな河原理事。ティエンポの様々なジャンルの活動にもご家族で積極的に参加されており、館内外でよくお見かけする方も多いはず。奥さま、お二人のお嬢様はお箏の演奏家でもあり、インターナショナルな文化活動をされているご家族です。
そこで、今月は、河原ファミリーにクローズアップ!




2002年、当時ティエンポの文化交流プログラムで来日していたコロンビアのアルパ演奏家カミロと河原ご姉妹の企画で、初の「異文化が奏でるハーモニー」アルパと箏のジョイントコンサートを開催しました。それがご縁となり、ティエンポの様々な活動にもご家族で参加して頂くようになり、2年前からはお父様の牧男さんに理事も務めて頂いています。

いつも穏やかな笑みをたたえ温厚な河原理事、お話しているだけで大きな安心感を与えて下さる方です。英語がとても堪能で、河原理事の世代では珍しいことだと不思議に思っていたのですが、実は若い頃から海外との接点があったのだそうです。
20代を勤務地の駐留米軍で過ごされ、その後、世界的に認知される宝石鑑別資格F.G.A.(英国宝石学協会認定 宝石学資格)を取得された河原理事。その過程で、英語を習得されたそうです。宝石関係の輸入業務、鑑定のお仕事柄、海外にもお仕事でよく行かれるそうで、英語が堪能なのも納得できますね。

海外の方とお仕事をする際、文化、習慣、価値観の違いから商談などを進めるのは難しいとよく耳にしますが…
「アメリカ、ラテンアメリカ、そして最近、ミャンマーや中国に良く出掛けますが、やはり歴史的背景からくる文化の違いや民族気質は体感しますよ。でも、人との付き合い方は国内と同じです。予め「その違い」を理解し尊重する気持ちを持っていれば、驚くこともありません。日本人同士がそうであるように、文化や習慣が違っても、出来るだけ相手の気持ちに沿って仕事をするようにしています。」
人は、自分と大きくかけ離れて違う者(事柄)に対面した時、驚きのあまり拒絶反応を起こしてしまうことがあります。異文化を持つ人たちと交流していくには、河原理事が実行されているように、お互いの「違い」を理解し、思いやる気持ちが大切なのでしょうね。

奥様 久子さん、二人のお嬢様伴子さん、抄子さんは箏の演奏家として海外でも演奏活動をされています。日本を代表する伝統楽器「箏」を海外に紹介するだけでなく、様々なジャンルの演奏家とジョイントコンサートをされている河原ご姉妹。
「箏の美しい音色は奏法によって様々な音楽を表現できる、それが箏という楽器の魅力です。」とおっしゃる生田流箏曲宮城社大師範のお母様の影響から、幼少の時から箏をはじめピアノなどの西洋楽器にも親しみ、お婆様、お母様の海外演奏会にも同行した経験もあるそうです。

ティエンポでこれまで6回開催してきた「異文化が奏でるハーモニー」シリーズでは、アルパ、フラメンコギター、アルゼンチンフォルクローレ、クラシックギターなどのミュージシャンと芸術性の高い素晴らしいハーモニーを創り上げて下さいました。伴子さん、抄子さんが「箏」という日本の伝統楽器を通して国内外で異文化交流活動をされている背景には、河原理事、そして「娘たちは、いろいろな国の演奏家の方々と、言葉だけでなく音楽を通しての交流をしているようです。これはとても素晴らしいことだと思って応援しております。」と語るお母様ご自身が異文化に対する広い心を持っている点が影響しているのではないでしょうか。

公私にわたり、異文化交流をされてきた河原理事は、ティエンポの活動趣旨「違いを分かち合う」に共感し、そしてサンティアゴセンター長をはじめ、若いスタッフの活動に対する熱意に打たれ理事を引き受けて下さったそうです。様々なジャンルの活動に参加しながら、未だ知らないラテン文化に出合えること、そして食文化も味わえることが魅力だとおっしゃる河原理事が願うこと、それは「今後、若い人を中心に異文化交流の底辺が広がっていくこと。」ティエンポと出会うずっと前から、「違いを分かち合う心」を持って人と接してきた河原理事の温厚さ、穏やかなお人柄、その根っこに少しだけ触れられたような気がします。



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Profile

河原牧男
世界的に認知される宝石鑑別資格F.G.A.(英国宝石学協会認定 宝石学資格)を持ち、現在「河原宝飾サロン」を経営。2007年よりティエンポの理事を務める。

河原久子
生田流箏曲宮城社大師範、朝日カルチャーセンター講師、ももちパレスカルチャーセンター講師を務める。

河原伴子
東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。‘95年、賢順記念全国箏曲コンクールで1位となる。同年、文化庁主催芸術インターンシップ研修生に選ばれる。国内外で演奏、講師活動を行っている。現在、アメリカ在住。

河原抄子
東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中に宮城賞受賞。東海大学大学院芸術学研究科修了。‘02年、文化庁新進芸術家研修員に選ばれる。国内外で演奏、講師活動を行っている。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

素晴らしい事ですね
これからも頑張ってください
大野