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2016/11/16

ティエンポスタッフと行く Mallorca Tango Festival 2016

ティエンポが開催している桜タンゴフェスティバルにも出演するDJ Ariel Yuryevicがスペインのマジョルカ島でオーガナイズしているタンゴインターナショナルフェスティバル「Mallorca Tango Festival」。今年は初めてサンティアゴの引率でティエンポからも参加。どんな旅になったのでしょうか。参加者の皆さんに旅の感想を聞いてみました。


《タンゴ受講生 Rumiko Yukiさん》

今回のマジョルカ タンゴフェスティバルは主催者のお気遣いを随所に感じる、とても温かな雰囲気でした。


ワークショップのパートナーを予め見つけてくださったり、ミロンガでのテーブル席を用意してくださいました。
フェスティバル参加者のレベルも、年齢層も!高くて驚きました。想像を超える豊かな音楽性を体感できるリードで、一曲ずつがまるでドラマのよう。1タンダ(4曲)も踊れば、それこそ二人で人生を共に歩いたかのような連帯感が生まれる。もちろん初対面の人と即興で踊るタンゴにもかかわらず、そんな気分になる経験は初めてでした。



タンゴも、ミロンガも、ワルツも、こんなに楽しかったんだ!と目が覚めたような5日間でした。

旅行中、全ての手配や通訳、観光や美味しいレストランの案内など、献身的に働いてくださったサンティアゴに、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年、福岡で開催されるサクラタンゴフェスでは、たくさんの参加者に喜んでもらえるように、私たちも協力していきます。
貴重な経験をさせてもらい、本当にありがとうございました!



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《Misuzu Yasudaさん》

スペインは、オリーブとワインの国でした❤️
オリーブの美味しいオイルと実と、見たこともない立派な木と、なみなみと注がれるワインやCAVA(スパークリングワイン)!
そしてまた、どの料理も美味しくて、口に合わないものなんてひとつもなくて返ってビックリ‼️
私がイメージしていた地中海ピッタシの石畳や鮮やかな緑の木枠の窓に薄いクリーム色の石造りの家々。小さな集落の素朴な教会に街中の豪奢な教会。マジョルカの人達がどんなに町並みを大切にしているかが分かります。



あ〜〜、タンゴのツアーでした!ワークショップにミロンガ、とても刺激的で楽しかったのですが、最後の日のミロンガは、疲れて寝てしまい行きそびれたというおまけ付きで、今度はペース配分をしっかりしなきゃ!と思った事でした。また行くんかい⁈と1人でツッコミを入れつつ楽しい楽しいツアーでした。



サンティアゴ、大小様々なトラブルに対応してくれて、ホントにお世話になりました!
有難うございますm(_ _)m



2016/07/05

ジャンルの垣根を超えたクラシカル・クロスオーバー

クラシックやオペラと聞くとちょっと敷居が高いイメージを持つ方も多いのでは?
近年クラシカル・クロスオーバーというジャンルが人気を集めています。オペラ歌手がヴォーカルユニットを組み、圧倒的な歌唱力に裏打ちされた迫力のアンサンブル、美しく包み込むようなハーモニーで、オペラや歌劇曲をポップスの感覚で歌う一方、誰もが知っているようなポピュラーな楽曲もレパートリーに組み込むこのスタイルがオペラの枠を超えた新たなファン層の心をとらえているのでしょう。
   
オペラ歌手ユニットの草分けとなったのは「世界三大テノール」として知られるパバロッティ、ドミンゴ、カレーラスが競演した伝説のコンサート。それまで閉鎖的だったオペラ界に風穴を開け、オペラの世界を広く大衆に知らしめました。





後に、サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が起爆剤となり、巨匠たちの開いたその風穴にもっと新風を吹き込もうと、続々とオペラ歌手によるユニットが誕生しています。例えば、世界的人気を博す「THE 12 TENORS (ザ・トウェルブ・テナーズ)」、「IL DIVO (イル・ディーヴォ)」や日本の「レジェンド」、「ル・ヴェルヴェッツ」。そして、イケメン「イル・ディーヴォ」に対し太メンオペラ歌手が自虐的にもじったネーミングで知られる「イル・デーブ」 も数年前にTV番組で取り上げられ話題となりました。







   
さて、この7月スペインからヨーロッパで活躍するテノール歌手3名によるユニット「ADESSO! (アデッソ)」が2年振りに来日、17日 (日)にティエンポ・ホールでコンサートを開催します。「レ・ミゼラレブル」、「ラ・マンチャの男」などこれまで100を超えるサルスエラ、オペラ、ミュージカルでメインキャストを務めプラシド・ドミンゴとの共演歴もあるヴィクトル・ディアス。ヨーロッパ、アメリカの名だたる歌劇場での「トスカ」、「トゥーランドット」といったオペラや「ルイーザ・フェルナンダ」などといったスペイン歌劇サルスエラの作品でメインキャストを演じ、2007年にはブルガリアの名ソプラノ  ライナ・カバイヴァンスカ主催のパヴァロッティ追悼イベントで “ルチアーノ・パヴァロッティ賞”を受賞したホセ・アントニオ・モレノ。2名のベテランに加え、今回はスペインTele5局が放映するリアリティ・オーディション番組「La Voz」のファイナリストで、現在はマドリッドで公演中の「ライオンキング」でメインキャストを務めている若手テノール歌手ダビッド・ベラルドを新たにメンバーに迎え、誰もが一度は耳にしたことがあるオペラ・歌劇の名曲から、美しい映画音楽、タンゴの名曲まで、多彩なジャンルの曲を力強く歌い上げます。






オペラ歌手の歌声を生で聴いたことのない方には特に、この機会にその圧倒的美声に聴き入っていただきたい。きっと新たな感動を体験してもらえることと思います。


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スペイン オペラ界が誇るテノール三人衆 来日公演
"ADESSO! (アデッソ) コンサート 2016"

■ とき: 2016年 7月 17日 (日) 
     開場 18:30 / 開演 19:00
■ 会場: ダイニング・イベントスペース 「ティエンポ・ホール」
■ 前売: ¥3,500 (T.I. 会員 ¥3,000)
■ 当日: ¥4,000
※ 入場時別途ワンドリンクチケット¥500要購入
※ 全席指定

(ウェブサイト)



2016/06/25

サルサ・ラテンダンス講師/ サルソンDJ Marcelo おすすめCD “SANGRE, SUDOR Y SALSA” - TROMBORANGA

久々のスタッフおすすめCDコーナー。サルサのシーズンも到来!ということで、マルセロおすすめの今最も旬なCDをご紹介します。
   
この夏20回記念を迎えるイスラ・デ・サルサの海外メインバンドとしてトロンボランガの初来日が3月に発表されましたね。そのトロンボランガが先月7枚目となるCDをリリースしました。その名も"Sangre, Sudor y Salsa (血、汗とサルサ)"。タイトルからしてハードそうですよね。



   
ベネズエラ出身のティンバレスの名手で作曲家としても世界に名を馳せるミュージシャン ホアキン・アルテアーガが2011年にスペインのバルセロナ在住のカリブ諸国、ヨーロッパのミュージシャンで結成したトロンボランガ。60、70年代一大ブームとなった"サルサ・ドゥーラ (ハード・サルサ)"の正真正銘の後継者と言われています。デビューアルバムがリリースされるやいなや、サルサ・ドゥーラの真髄を見せつけるサウンドで世界のサルサシーンに衝撃を与え、一躍その名を世界に轟かせました。
   
60年代、 70年代のサルサの影響を色濃く残すサルサ・ドゥーラの本質とコンテンポラリーの絶妙なバランスが魅力の彼らの新作は更に成熟したトロンボランガを感じさせる曲ばかり。
"No Me Vuelvo A Enamorar"は、力強いラテンジャズかと思いきや、後半はチャ・チャ・チャへ転ずるそのサプライズ感は、アレンジャーとしても才能が認められているトロンボーン奏者アルベルト・コスタならでは。 "Que Linda Que Estas"ではホアキン・アルテアーガのティンバレス ソロが聞き応えたっぷり。
トロンボランガならではの骨太でアグレッシブなサウンド、バイラブレ度120%の"Cambumbo"と"Ah Caraj ( Aquí que pasó )"は特におすすめ!! 
これからレッスンやサルソンでもどんどん使っていきますよ。イスラ・デ・サルサでのステージを思いっきり楽しむためにも、今から皆さんトロンボランガで一緒に踊りましょう!

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【20回記念 イスラ・デ・サルサ ワールドビートフェスティバル 2016】
2016年 8月 20日 (土) & 21日 (日) at 能古島キャンプ村
ウェブサイト


2015/12/17

Baila en Cuba 2015 への旅

キューバで開催されるダンスと音楽の祭典「バイラ・エン・キューバ」。
11月末、「バイラ・エン・キューバ」に参加するキューバツアーに参加した受講生の方へ感想を伺いました。
今回は、どんな旅になったのでしょうか。


《ラテンダンス受講生 Yuko Jinnouchiさん》

念願のBaila en Cuba Tourへ今回ついに参加することができました!
初めて訪れた中米・キューバでは、日本と全く異なる文化や国民性を色々と実感しましたが、ダンス・音楽・飲み物に関してはとても素晴らしい国でした。
サルサのワークショップでムーブメントを学んだ事は良い体験になりましたし、サンティアゴ・アルフォンソ舞踊団のスタジオでパリ公演出発前のプロダンサー達のパフォーマンスを間近で見学させていただいた事は今回一番の感動でした。
連日夜のコンサートは豪華バンド勢揃いで、溢れる熱気の中リズムに身を委ね、心地よく贅沢な時間を過ごすことができました。
またこのような素晴らしいアーティスト達を、時にはティエンポが私達の福岡にコンサートやダンス講師として招聘して下さっていることも、改めてありがたいと思いました。
そしてキューバといえばラム!毎日飲んだフレッシュなピニャコラーダ、時々モヒート、Havana Clubはやっぱり美味しかったです。

 最後に、私達のために毎日気を配って引率して下さったマルセロ先生、色んなハプニングが起こってもポジティブに笑い合って楽しい時間を過ごしたツアーメンバー、このように貴重な機会を与えていただいたティエンポに心から感謝いたします。ありがとうございました!








《ラテンダンス受講生 Naoko Mizukamiさん》

帰国して今思うのは、サルサレッスンは難しくて落ち込むこともありましたが学ぶところ沢山ありレベルアップしてもう一度行きたいという気持ちでいっぱいです。本当に楽かったです。

1日の市内観光以外、4日間は朝から3レッスンを受けて、夜はコンサート会場へ。
帰るのはAM2時🎶  
レッスン漬けの日々が幸せで。
アフロやルンバも初めて体験して刺激的でした。
クラスでは、回を重ねる程仲間意識ができて声を掛けてくれたり、教えてくれたり。
最後の日はスタッフの1人の誕生日で皆んなで歌って祝い、プレゼントチップを集めてラムを買って乾杯したり。
そしてその仲間で総仕上げに立派な会場のステージでの発表会に出演したりと思い出が沢山できました。
コンサート会場は、もう、皆んなカッコよく踊っていて見惚れてしまうほど。
そして、アルフォンソ舞踊団の見学は素晴らしかった!超一流のダンサーの踊りを目の前で見れるなんて、ありえないです。
この時、ティエンポの環境の凄いこと、私たちが恵まれてることを改めて実感した次第です。
本場の素晴らしい教師陣から習えるって幸せなことですよね。

ツアー仲間は、皆んな気持ちの良い人たちばかりで、色々アクシデントはありましたが、笑って受け止めて、とっても楽しく素晴らしい旅になりました*\(^o^)/*

マルセロ先生、ナミコさんが色々サポートしてくれたお陰で無事帰ってこれました。ありがとうございました。

レッスンがんばりまーす*\(^o^)/*






《ラテンダンス受講生 Sachiko Okudaさん》

今回のBaila en Cubaのツアーに参加させて頂きありがとうございました。
毎日のように起こるちょっとした(大きな?)トラブルに戸惑いつつも、充実した日々でした。

昼は世界各国から来ている人々とサルサのレッスンを受け、夜中までライブを楽しみました。
中でも一番の衝撃はサンティアゴ・アルフォンソ舞踊団の練習を見学させて頂いたことです。またとない機会ですのでしっかりと目に焼き付けました!練習とは言え、華麗で迫力あるパフォーマンスに感極る思いでした。この舞踊団に所属されていた先生方のレッスンを日本で受けていたのは、本当に素晴らしく贅沢なことと改めて感じました。

旧市街の街並み、クラッシックカー、のんびりとした現地の人々、音楽、ダンス。いずれも思い出深く、今回のツアーに参加出来て本当によかったです。
マルセロ先生はじめティエンポのスタッフの方々、現地でお世話をしてくれた方々、この旅のメンバーの皆さんのおかげで素敵な旅になりました。心から感謝致します。







《ラテンダンス受講生 Stephanie Houghton さん》

私にとって初めてのキューバ旅行でした。カリブ諸国へ行ったことがなかった私にとっては全てが新鮮で、とても興奮しました!

想像以上に驚くことがありましたが、どれも受け入れることができました。一緒にツアー参加した皆は最高でした。

皆さんの辛抱強さと協力に感謝し、特にMarcelo先生は問題を解決してくれたり現地の文化を教えてくれたりと、心から感謝しています。

私はキューバでの講師にとても感銘を受け、スペイン語で行われるワークショップがとても気に入りました。(またにワークショップでは英語の通訳が入りました) またワークショップで素晴らしいダンスパートナーに出会えることもできました。(彼は講師でもあります) 

もし現地でキューバ人の専属パートナーを付けて欲しい場合は、事前に公式のパートナーを申込む方法もあります。

レッスン内容は基本的にまず最初に男女が分かれます。男性スタイリングと女性スタイリングを学ぶのですが、その事に驚きましたし、とても楽しかった!このクラスはカッシーノのステップを学ぶレッスンでした。しかし私はあまりカシーノクラスを受けませんでした。疲れていたし、またパートナーを見つけるのが難しかったからです。でもさまざまなジャンルのダンスが受けられたことはとてもよかったです。Baila en Cubaのダンスレッスンに加えてティエンポは講師を招聘しているサンチアゴ・アルフォンソ舞踊団のリハーサル風景の見学に連れて行ってくれましたし、またカーニバルのような雰囲気のトロピカーナショーへも連れて行ってくれました。

私は2回のライブコンサートへ行きました。ステージに近いスタンディングの所でしたが、ステージでフリーダンスを踊ったことはとても最高で感動して涙が流れるほどでした。 そしてアフロキューバンダンスは想像以上にパワフルなダンスで、虜になってしまいました!サンテリア(キューバの宗教)について、またアフロキューバンダンスについて勉強したくなりました。

またハナバ市内も観光に行きました。とても忘れられない旅行になりました。本当にありがとうございました!





Stephanie Ann Houghton: Cuba diary (Baila en Cuba/November 2015)

This was my first trip to Cuba, and to the Caribbean, so everything was new and exciting! The trip was as chaotic as I had expected, but I was ready for that. Our group was great! Thanks to Marcelo, and everyone’s patience and cooperation, most problems could be overcome, and helped us to learn about local culture. I was impressed with all my teachers, and loved the dance classes which were taught in Spanish (sometimes with English translation). I had a lovely Cuban dance partner (himself a salsa teacher) for most of my classes. However, the Baila en Cuba dancers only get paid 10 dollars a week (apparently) and expect big tips. Basically, men and women were taught separately (with gender styling) before mixing them into one group, which was surprising, exciting and fun! These classes trained us for the casino classes. However, I didn’t take part much in casino because I was exhausted, and it was hard to find a partner. I appreciated being exposed to different kinds of dance. In addition to the Baila en Cuba dance classes, Tiempo took us to see a breathtaking professional dance rehearsal at Santiago Alphonso dance company (from where Tiempo recruits some dancers), and the Tropicana cabaret with its carnival atmosphere. And I went to two live concerts in the evenings. Standing at the front of the audience near the stage, I got caught up in the atmosphere. Feeling the passionate connection between dancers free dancing together on the stage was so fabulous and overwhelming that it brought tears to my eyes. The Afro-Cuban atmosphere was much stronger than I expected, and I loved that! It inspired me to learn about Santeria religion and dance. We also had a great tour of beautiful Havana. It was an unforgettable trip. Many thanks indeed!


2015/11/27

知ってましたか? 12月11日は「タンゴの日」

何気ない1日でも、他の人にとってはとても大切な記念日だったりする。1年365日、世界を見渡すと様々な記念日があり調べてみると興味深いものもたくさんあります。そんななかで、今回ご紹介したいのはアルゼンチンの祝日「タンゴの日」。今では、ユネスコの世界文化遺産に指定されているタンゴですが、なぜ12月11日が「タンゴの日」なのか調べてみました。
 

フリオ・デ・カロ
1965年のある晩、作詞・作曲家・音楽プロデューサーのベン・モラール (Ben Molar)は、現代タンゴの生み親と呼ばれた偉大な作曲家でありバイオリン奏者でもあるフリオ・デ・カロの誕生日を祝うため、彼の家に向かう途中ある名案を思い付きました。

「そう言えば、かのカルロス・ガルデル(※)の誕生日も12月11日。そうだ!タンゴの発展に多大な貢献を果たしたアルゼンチンの国民的英雄二人の誕生日を記念して12月11日を「タンゴの日」にしよう!」

早速ベン・モラールはブエノス・アイレス市役所の文化課に提案書を提出し、多くの芸術団体に呼び掛け、同意を得ていきました。
 (※) タンゴの神様として知られる不世出のタンゴ歌手・俳優。
 
カルロス・ガルデル
それから11年。あれだけ駆けずり回って多くの賛同を得たのに起案書はお役所の引き出しの中に収まったまま…。
待ちきれなくなったベン・モラールは遂に"丁重な"抗議行動に出ます。これまで賛同を得てきた芸術団体、マスコミ、アルゼンチンでも指折りのスタジアム「ルナ・パーク」のオーナーからの協力を得て、大々的な「タンゴの日制定支援Cイベント」を企画。開催日が近づくにつれ高まる市民の熱に後押しされるかのように、イベント開催の12時間前、遂にベン・モラールは「12月11日をタンゴの日と制定する」政令が公布されたという知らせを受けます。
歓喜に包まれるスタジアムではイベントがスタート。当時を代表するミュージシャン、オルケスタ、歌手、多くのタンゴ関連者などが祝いに駆けつけました。この日78歳の誕生日を迎えたフリオ・デ・カロは、1万5千人の観衆からバースデーソングを贈られ感極まり涙したそうです。残念にもこの時がフリオ・デ・カロを舞台でみる最後の日となりました。
 
その後、ベン・モラールは文部省から同年に亡くなったタンゲーラ達を偲ぶ会を12月23日に企画して欲しいと依頼されました。その時、彼が出した交換条件が「ブエノス・アイレス市で制定されたタンゴの日を国民の祝日とすること」。そして、この年1977年12月19日、アルゼンチン国民の祝日として「12月11日はタンゴの日」と制定されました。
以来、タンゴの国外での人気が高まるにつれ、この「タンゴの日」も世界各地のタンゴファンの間で祝われるようになりました。    




2015/10/16

ティエンポ 元タンゴ受講生TAEKOさん

久々にお届けるするティエンポの受講生を紹介するコーナー「リンコン・デ・ロス・アルムノス」。
今回は元タンゴ受講生で今ブエノスアイレス在住の佐藤 妙子さんをご紹介します。


ふとした出合いが、その後の人生の転機につながる。そんな経験、皆さんお持ちですか?

ティエンポの天神時代の2003年から2004年、タンゴ講座を受講生していた妙子さんは今、遠く地球の反対側に位置するアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで暮らしています。

ティエンポ元タンゴ講師のニコラスとTaekoさん


たまたま当時の受講生からタンゴパーティー ミロンガに誘われ、そこで人々がタンゴを楽しむ姿を目にした妙子さん。「スポーツには全く興味はないけれど、ダンスならできるかも。」 そう思い、タンゴ講座に入門したそうです。そこで、タンゴの魅力や来日してくる様々な講師と触れ合い、ブエノスアイレスに行ってみようと2005年初めてアルゼンチンの地へ。1年ほど滞在して一度帰国した妙子さんですが、「素の自分でいられるのはアルゼンチンだ」と2006年4月、再びブエノスアイレスに渡ることを決意します。

言葉も文化も習慣も全く違う土地での生活には、大変なことも多々あると思いますが、そんな中で、妙子さんは好奇心のアンテナを張り巡らせ、ブエノスアイレスでの生活を楽しんでいらっしゃいます。
選ぶのに困るほど頻繁に開催されるコンサートや舞台、アートやカルチャーものの催し物に参加したり、現在は主婦業と靴の受注制作・販売の合間に趣味のカメラ片手に街歩きしながら、「オモシロい!!」と思うものに出くわすとシャッターを押しているそうです。妙子さん曰く「ブエノスアイレス街中には被写体あり過ぎ!(笑)」なんだそうです。




今でも、ティエンポで知り合ったタンゴ講師陣との交流は続き、タンゴのレッスンを受けているそうです。タンゴをきっかけに、遠くブエノスアイレスの地に渡り、そこでご主人との素敵な出会いがあり...。人生という長い航海、何をきっかけに大きく針路が変わるかわからないものですよね。

最後に妙子さんから皆さんへ。
「アルゼンチン興味ある方、時間と都合があえ
ば足を伸ばして見てくださいませ。地球の間反対側にきっとナニかが待っていますよ!」

【妙子さん撮影の写真】
















2015/09/30

YOKO La Japonesa Salsera


「聴いてるだけじゃ、日本人が歌ってるなんて誰も思わないよ」 -ウィリー・ルイス (音楽プロデューサー)-





サルサの発祥地と言われるニューヨーク。本場ヒスパニック系のミュージシャンが多く活動するなか、日本人で、しかも 男性歌手主流というサルサの世界で、女性がリードシンガーとして活躍の場を得るのは至難の業。
そんな厳しい環境のなか、サルサ女性シンガーとして数々の快挙を成し遂げている女性がいる。YOKO La Jasponesa Salseraだ。
 
大阪に生まれ、音楽好きだったYOKOは、高校時代にロックバンドを結成、歌手活動をスタートする。大学進学の際、様々な国で話されているスペイン語を学び、スペイン語の曲を歌ってみたいと考え、京都外国語大学でスペイン語を専攻。

とは言っても、当時スペイン語圏にどのような音楽ジャンルがあるのかもあまり知らないまま、学業の傍ら関西のジャズクラブで歌手活動を行っていた。
 
そんな時転機が訪れる。

偶然目に留まったWillie Colonの来日公演のポスター。
友人とコンサートに行ったYOKOは、その日初めてサルサという音楽に出合い、すっかり心を奪われる。
「私もサルサを歌いたい。」

当時同じジャズクラブで演奏していたピアニストの紹介で、関西のラテンバンド“Mamborama”にリードシンガーとして加入。サルサシンガーとしてのキャリアをスタート。その後、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーで構成されたバンド“ラス・エストレージャス”にメインボーカリストとして迎えられる。2年ほど日本で活動した後、トップ・ミュージシャンの中に身を置き、サルサ歌手として成功することを目指し、1997年単身渡米。

ニューヨークのクラブなどで積極的にライブ活動を続けながら、サルサ音楽プロデューサー、Willie Ruiz氏の下、発声、スペイン語のイントネーション、サルサ特有の抑揚の付け方、リズムの取り方を学び、着実に実力を伸ばしていった。

2006年、ニューヨークでの歌手デビューの機会が訪れる。ニューヨークが誇る世界トップレベルのアーティストが集うサルサの祭典「ニューヨーク・サルサ・コングレス」で 世界的なサルサバンド “Chino Nuñez & Friends”のステージにゲストとして招かれたのだ。YOKOの歌唱力は、世界中から集まった5000人を超えるサルサファンを驚かせた。



これを機に、Chino Nuñez のバンドにリードシンガーとして迎えられ、国内外の大舞台でパフォーマンスを行う。2008年には待望のソロアルバム「La Japonesa Salsera」をリリース。オンライン最大のラテン音楽サイト、Descarga.comにてベストオブ2008年に選ばれるなど、高い評価を得た。翌年、Celia Cruz、Héctor Lavoe、Willie Colon等を発掘したサルサの最大レーベル「ファニア」の創立者Johnny Pachecoのライブに飛び入り参加したのを機に、同氏のバースデーコンサートに唯一女性の特別ゲストシンガーとして招かれる。

そして2010年9月、「第10回ニューヨーク・インターナショナル・サルサコングレス」で史上初の女性ソロアーティストとして出演。来場者数最多の土曜日にメインを務めた。

2012年には、元ティトプエンテのバックバンド、マンボレジェンズオーケストラと共演し、マンボ、キューバン音楽の歴史で最も重要なディーバをたたえるシリーズにて、ラ・ルーペのトリビュートを披露。
スペイン語圏外のアーティストとしての快挙とし話題を集めた。



また、この年8月には彼女とサルサを引き合わせた張本人ウィリー・コロンのバックコーラスも務めるなど、その活躍は留まるところを知らない。

歌唱力もさることながら、「サルサをこよなく愛する」そんな想い、情熱が心に響いてくるYOKOの歌声。一度是非聴いて欲しい。


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錚々たるミュージシャンをバックにYOKO凱旋ライブ
YOKO La Japonesa Salsera feat. LUISITO Rosario

■ とき: 2015年 11月 20日 (金) 開場 19:30 | ライブスタート 21:00
  ※ コンサートの前に、オープニングアクトを予定しています。
■ 会場: ダイニング・イベントスペース 「ティエンポ・ホール」 (アクセス)
■ 前売: ¥4,500 (T.I. 会員 ¥4,000)
※ 入場時別途ワンドリンクチケット¥500要購入

http://www.tiempo.jp/evento/box/ev_151120.shtml